こんにちは!株式会社矢部工務店です。弊社は1988年に設立し、静岡県富士市を拠点に舗装工事・土木工事・外構工事を行なっております。静岡県東部を中心に、業界歴30年の技術と知識を誇る熟練の職人が、地域の気候特性を活かした最適な舗装材料の選定と施工を提供しています。
 
静岡県は日本一の標高差を持つ県として知られ、海岸部の海洋性気候から山間部の内陸性気候まで多様な気候条件を有しています。この地域特性に適した舗装材料を選択することは、舗装工事の品質と耐久性を大きく左右します。今回は、静岡県の気候条件に最適な舗装材料の種類と施工のコツについて、詳しく解説いたします。
 

 

静岡県の気候特性と舗装への影響

静岡県は全国的に見ると温暖な気候に恵まれていますが、日本一の標高差を持つ県として複雑な気候パターンを示します。この多様な気候条件を理解することは、適切な舗装材料の選定において極めて重要です。
 

気温と降水量の地域差

静岡県の気候データを詳しく分析すると、舗装工事において考慮すべき重要な特徴が浮かび上がります。
 

地域
年平均気温
年降水量
舗装への主な影響
沿岸部(富士市周辺)
16~17℃
1800~2300mm
温暖で排水性重視
山間部(御殿場周辺)
11~14℃
2800mm以上
低温・多雨対応必須
静岡市山岳部
標高による変動
3000mm超
高排水性・耐久性重視

参照:静岡地方気象台
 

地域別の気候特性

静岡県東部における具体的な地域別特性を把握することで、より精密な舗装材料選定が可能になります。
 

富士市周辺の特徴
富士山麓特有の気候として、夜間・早朝の局地的な前線による大雨が発生しやすい特性があります。これは山風と南からの暖かく湿った空気がぶつかることで生じる現象で、舗装工事においては急激な排水処理能力が求められます。

 

気候に適した舗装材料の種類

静岡県の多様な気候条件に対応するため、適切な舗装材料の選択は施工品質と耐久性を決定する重要な要素です。以下では、主要な舗装材料とその特性について詳しく解説します。
 

密粒度アスファルト混合物

最も一般的に使用される舗装材料で、静岡県の温暖な沿岸部において優れた性能を発揮します。
 

特性
内容
静岡県での適用効果
耐久性
高密度な骨材配合
温暖な気候で長期間維持
施工性
標準的な施工温度
沿岸部の安定した気温で最適
コスト
比較的低価格
一般道路・駐車場に最適

参照:国土交通省道路相談室
 

改質アスファルト混合物

ポリマーや特殊添加剤により性能を向上させた舗装材料で、静岡県の厳しい気候条件に対応できます。
 
改質アスファルトは、通常のアスファルトに熱可塑性エラストマー(SBSなど)を添加することで、耐流動性、摩耗抵抗性、たわみ追従性などの耐久性能を向上させた材料です。静岡県の山間部のような低温環境や、交通量の多い幹線道路において特に効果を発揮します。
 

改質アスファルトの種類
改質アスファルトにはⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型の3タイプがあり、それぞれ異なる改質材の添加量により性能が調整されています。静岡県の山間部では、低温時のたわみ追従性に優れるⅢ型の使用が推奨されます。

 

透水性アスファルト混合物

静岡県の多雨地域において、排水機能を重視した舗装材料として注目されています。
 
透水性アスファルト混合物は、全体の約70%を粗骨材で構成することで空隙率を高め、雨水を路盤まで浸透させる構造を持ちます。静岡市山岳部のような年間降水量3000mm超の地域において、路面の水たまり防止や地下水涵養に大きな効果を発揮します。
 

 

地域特性を活かした施工のコツ

静岡県の地域特性を理解し、それを活かした施工技術を適用することで、舗装工事の品質と耐久性を大幅に向上させることができます。30年の経験を持つ弊社の施工ノウハウをご紹介します。
 

季節を考慮した施工計画

静岡県の季節変動を考慮した最適な施工時期の選定は、舗装品質の維持において極めて重要です。
 

季節
気候条件
施工上の注意点
推奨材料
春(3~5月)
温暖・安定した気温
最適な施工条件
密粒度アスファルト
梅雨(6~7月)
多雨・高湿度
排水対策強化必須
透水性アスファルト
秋(9~11月)
涼しく安定
施工に最適な季節
改質アスファルト
冬(12~2月)
山間部では低温
温度管理厳格化
改質アスファルト

参照:一般社団法人日本アスファルト協会
 

排水対策の重要性

静岡県の地形的特性により、効果的な排水対策は舗装工事において最も重要な要素の一つです。
 
山間部における年間3000mm超の降水量や、局地的な前線による集中豪雨への対応として、舗装材料選定と併せて路床の排水構造設計が不可欠です。特に富士山麓地域では、火山灰土壌の特性を考慮した透水性の確保と、凍上対策を同時に行う必要があります。
 

地形条件
主な課題
対策手法
平地・沿岸部
表面排水の確保
適切な勾配設定
傾斜地・山間部
集中雨水の処理
透水性舗装の採用
火山灰土壌地域
凍上・軟弱地盤
改良路床+改質材料

参照:日本改質アスファルト協会
 

静岡県に最適な舗装材料選定のポイント

静岡県の多様な気候条件に対応した舗装工事の成功には、地域特性の正確な把握と適切な材料選定が不可欠です。沿岸部の温暖な地域では密粒度アスファルト混合物が、山間部の厳しい気象条件下では改質アスファルト混合物や透水性アスファルト混合物の採用が効果的です。
 
特に、静岡県東部における富士山麓地域特有の局地的気象変化や、年間を通じた降水量の地域差を考慮した施工計画の策定により、長期間にわたり優れた性能を維持する舗装を実現できます。
 
弊社では、1988年の設立以来30年以上にわたり静岡県東部の気候特性を熟知した施工を行い、お客様から厚い信頼をいただいています。静岡県知事許可第18588号を取得し、地域に根差した確かな技術でお客様のニーズにお応えします。舗装工事をご検討の際は、地域の気候を知り尽くした弊社にお気軽にご相談ください。
 


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